令和6年9月1日
覚りの旅 令和6年9月 月年祭を終えて
三救責任者
観音講座第6講座 令和6年9月覚りの旅
防災の日
9月1日は防災の日です。1923年に発生した関東大震災に由来しております。この震災は約10万5千人の死者や行方不明者を出し、日本史上最悪の被害をもたらしました。その記憶を胸に、防災意識を喚起するために1960年の閣議で、9月1日が防災の日に制定されました。
イザナギプレート
日本列島は地震の原因となる「プレートがぶつかる場所」の上にあるので、地震が多いのです。
日本列島を作ったのは神話でイザナギ・イザナミノミコトと言われています。
後期白亜紀(1億3千年前~1億年前)に存在したプレートが現在の北西太平洋にありました。アジア大陸に衝突しながら北東に運動したため、多くの横ずれ断層を発生させました。
中央構造線もその一つで日本列島の原型をつくったため、イザナギプレートと名付けられました。
この中央構造線上に伊勢神宮(外宮)や諏訪大社があります。
もう少し紹介しますと、鹿島神宮(タケミカヅチ)・氷川神社・香取神宮(フツヌシ)・成田山新勝寺(弘法大師の開眼した不動明王)・諏訪大社・秋葉山本宮秋葉神社・豊川稲荷・二見興玉神社・伊勢神宮・春日大社
・大神(おおみわ)神社・高野山金剛峯寺(大日如来)・剣山・石鎚山(空海修行)・高千穂。
日本の国土の成り立ちと神々の関係がお分かりいただけるのではないでしょうか。
アワ
イザナギ・イザナミから最初に生まれた島が「おのころ島」、淡路島です。阿波の国は徳島県ですが、もう一つアワの国があります。安房。千葉県の鋸山のあるところです。
千葉といえば、チバニアン。77万年前の地層地磁気逆転を示す地層と、メシヤ講座や覚りの旅でも取り上げております。
ア と ワ はホツマ文字の天地を示します。イザナギ、イザナミのミコト様がアワ歌をおつくりになり広められたそうです。アワ踊りというのは、天の岩戸から天照皇大御神様にお出ましいただくために、岩戸の前でアメノウズメノミコトが踊ったのが始まりと考える学者もおられるのです。
鋸山で天照皇大御神様をお迎えになられたメシヤ様は日枝神社に御鎮座をなさいます。その日枝神社と猿田彦は深く関係しております。
フォッサマグナ
先に中央構造帯の話をしましたが、本州の中央部を南北に横断する大構造帯があります。
フォッサマグナ(ラテン語で、大きな溝)には、北から南へ、焼山、妙高山、八ヶ岳、富士山、箱根山、天城山などの火山が並んでいます。
フォッサマグナの西の線は、糸魚川―静岡構造線と呼ばれる大断層なのです。
大使命
メシヤ様は昭和2年、神憑りとなり、色々のお知らせを受けておられます。何十万年前からの歴史および過去、未来の色々なことを知らされております。
大使命を知らされ、光明世界建設のことも、この時に知らされましたが、最初、これを疑っておられました。その後、たくさんの奇跡が続出するのです。
この神憑りが三月ばかり続き、半年後、大本教へ行った時、出口王仁三郎先生から、「あなたは病気治しをすれば何ほどでも治る」と神憑りで知らされた通りのことを知らされたので、いよいよ神様から大使命のあったことを悟って、3年かかって商業をやめ、神様専門になられたのです。 (昭和10年1月11日『私の信仰の経路』)
日本に人が住むようになったのは十数万年前であろうと考えられています。兵庫県淡路島で7200万年前の地層からヤマトサウルス(恐竜)が見つかりました。平成16年5月に見つかりました。恐竜の進化のカギもまた日本を含めた東アジア沿岸部にあったのです。面白いことに、この恐竜を「ヤマトサウルス イザナギイ」と命名しております。
恐竜が2足歩行から4足歩行へ進化していく過程(行動範囲の拡大)で、9500万年前の原始的な種の可能性のあるヤマトサウルスの化石が7200万年前の地層から発見されたことは、この地域が昔ながらの種が残存できた地域だったことを示唆しているということです。
恐竜時代もまた、ヤマト・イザナギ・アワが重要なことが見えてきませんか。時代が下って人類史になった時、神として存在を認識して日本の信仰が生まれていったのかもしれません。
皇(スメラ)
皇(スメラ) ― 天から降る ノ 、 日 まるにチョン(⦿) 、 その下に王 がスメラの字です。
富士山を頂上から見ると丸にチョン(⦿)になります。日とは(⦿)、まる(〇)とチョン(ゝ)を直した字で、チョン(ゝ)は太陽の黒点、統一、ス、統べる、大の字は上御一人、ス、皇(す)める、澄める、浄める。
大和島根は大調和のことで、豊芦原瑞穂国、秀真の国。ここでホツマツタエが出てきております。
第六講座
⦿ この第六講座はこの講座だけで、神様の御経輪を把握させて頂ける大変ありがたい講座だと気づかせて頂けます。では、何故『主神様とメシヤ様』に掲載されなかったのでしょうか?
『⦿』のお文字で検索できなかったからです。
ホツマ文字の最初のアの字である、この 『⦿』 を 『ス』 と認識できないと言霊として発することはできず、ましてや、主之大御神様の御神体として奉ることは許されないことがお分かり頂けるかと思います。
皇はスメ・スメラと発します。古代天皇をスメラミコトといいます。神武天皇はカムヤマトイワレビコノスメラミコトです。
天津祝詞は大和民族の宗家にあたる神様がおつくりになられました。(メシヤ講座三重 平成23年3月)
皇御祖神伊弉諾尊(スメミオヤカムイザナギノミコト)、宗家にあたる神様とはイザナギノミコトであることが明らかかと思います。
そしてメシヤ様は、今私がやっている仕事は伊弉諾尊の仕事をしているのです。古事記にある、天の御柱を廻り合うと言って、柱をまわり合ったのです。最初、イザナミは右まわりをしたのです。右進左退です。するとうまくいかず、世の中が治まりません。それで「そうれみろ」ということで、左進右退、左まわりをイザナギノミコト様がされました。
霊主体従です。
医学が、機械や何かで治すのが右進左退で、浄霊で治すのが左進右退です。それがイザナギノミコト様のやり方です。それでイザナギノミコト様が主神の代表神です。ですから非常に力が強いわけです。それでこの間、○○さんの奥さんにイザナミノミコト様が懸って、「自分は非常に間違っていた。だからこれから大いにお手伝いする」というようなことを言われていました。
それから今、世の中では、天照大御神が一番尊い神様としてありますが、天照大御神様がこの間出られて、私のことを「主神様」と言っていましたが、「主神様がいよいよお出になってお慶び申し上げたい」と言って、「これからせいぜい御守護をお願いしたい」ということを言われていましたが、これは本当のことです。
これは神代史にある通り、天照大御神は伊弉諾・伊弉冉尊から生まれたとなっています。ですから、つまり、天照大御神は私の子になるわけです。つまり長女です。それからその次に生まれたのがスサノヲ尊です。スサノヲという神様は私の本にも書いてありますが、物質文化、つまりユダヤの祖先になるということにもなっていますが、本当はそうではないのです。そう言ってもよいのですが、とにかくイスラエルの民族というものは、スサノヲ尊の子供ですが、それがユダヤになるのです。そこで、今日の物質文化というものはユダヤ文化です。要するに、スサノヲ尊が造られたものです。
そこでつまり、キリストはスサノヲ尊の子孫です。だからキリストはイザナミノミコトより生まれた神を祖先として、その後に生まれたのがキリストですから、私の弟子がキリストと同じくらいの奇蹟ができるというのは当然なのです。 (昭和27年11月17日の御講話)
イザナギ・イザナミノミコト、天照大御神、スサノヲ尊、キリストについて、古事記を引用してお説き下さっております。
天の岩戸開きとメシヤ降誕の型が斎行されたのは昭和29年6月15日です。
メシヤ降誕仮祝典ですね。
側近のお話から、重要と思われるケ所を紹介させていただきます。
○○氏が田力男之命、○○氏が天宇豆売之命の型をされ、永久に型が終わって霊界に還られ御用なされるとのことです。天の岩戸開きの型を出すのは、メシヤ様の時に永久に終わったのだということです。
『メシヤ様と申し上げたい』と管長が発表されましたのは、
西洋的にはメシヤ様の御降誕、
東洋的には弥勒下生、
日本で天照皇大御神様の天の岩戸開きのことでありました。
岩戸開きが終わったということで、昭和29年6月12日からの午後1時から4時、「中屋」でとり行われております。
この時二代様が、キャデラックを私用で使用、大本教信仰を続けていることを理由に、『夫婦の縁を切る』とメシヤ様からお叱りを受けておられます。
大メシヤとして御生誕遊ばされ給う
昭29年4月19日
大浄化に入られ、中屋へご案内されます。一階和室で非常に重大なる御神事がとり行われます。
大メシヤとして御生誕なさいます。
そのまま中屋で寝まれます。そして『「中屋」は岩戸開きの場所になる。今に大変な御神業のあった記念の場所となる』と仰せられます。
昭和29年4月25日
『如意宝珠の働きで以って力は百倍以上になる』
4月28日
『メシヤとして私の御神格が非常に高くなった。これからは、我を出さず、素直になるように努めなくてはご奉仕は許されなくなる。
これからは想念の世界である。御浄霊は二の問題で、先ず想念である。お念じしなさい。』
5月6日
私に如意宝珠の力が授けられた。これは救世主だけ与えられる力で、自分もびっくりしている。
5月12日
『これからはミロクの型をやる。』
今までと違う。これからは、自らが神様へ心からお詫びと、お縋りする想念が大事なのだ。
御浄化後、御守護御願いの電報がずっと溜まっておりまして、今日は御体調がよろしいかと思い、御守護お願いのご報告を申し上げたところ、このお叱りをいただいたということです。
5月13日
想念による新しい浄霊を発見されます。
そして御自分の右の御足の裏や腰のあたりの御浄霊を絶え間なく遊ばされます。
5月20日
メシヤに生まれ変わったのではなくて、生まれたのだ。今は乳児なんだ。今、嬰児だ。
5月21日
『今3千年前の型をしているのだ』。
5月23日
今日は幼稚園入学だ。
午後9時30分、碧雲荘隣家火災発生。温泉タンクの上方から。
短冊を火事場に投げよ。・・・そうとすると鎮火いたします。
短冊は燃えずに残っているから取りに行ってきなさい。・・・焼け跡にそのまま残っていた。
この火事は意味がある。この日を境に、今までの乳児ではなくなりました。
手の筋
昭和29年5月29日
○○氏呼ばれ、これからは何事でも善意に解釈して素直にならなくてはいけない。お前は私と同じように素直な気持ちになれ、少しでも神様にお手数をかけぬようにせよ。そしてこれからは、余分なことに気を回さないように、頭を働かせることである。まごころを持って、気配り、心配りができぬようでは御用には使えぬ。
非常にお厳しくあられ、寸毫も間違いは許されない、と仰せられたそうです。
6月3日
5日程前に気付いたのだが、手に世界を治める筋が現れた。このことは、昭和6年6月15日に知らされていた。
鋸山で天照皇大御神様をお迎えになられ、昭和9年6月15日、日枝神社に御鎮座なされます。3年後ということですね。
それから20年の時を経て、メシヤ降誕仮祝典が執り行われたのです。
6月5日
咲見町仮本部から碧雲荘へ500名がバスで移動します。お庭に入ると、ムシロが敷かれてあり整列します。
一同平伏、網戸を外せ。
大草管長、メシヤ様に御挨拶申し上げる。
『随分若くなったという話だが・・・メシヤ降誕といってね。メシヤが生まれた訳で、メシヤというのは世界で最高の位です。西洋では王の王ということになっているが、キングオブキングといって、その位を持っているんで、私が出て初めて人類が救われるんだから大変な事件なんです。』
昭和29年4月19日
大メシヤとして御生誕遊ばされ、五十日後の昭和29年6月8日より5日間、岩戸開きの神事が執り行われます。
6月12日に岩戸開きが終わったと仰られます。
そして昭和29年6月15日、メシヤ仮降誕祭にての
『天照皇大御神』御奉唱となるわけです。
これからはミロクの型をやると仰せられたのは、
5月12日
世界経綸の型として
日本 天照皇大御神、岩戸開き
東洋 弥勒下生
西洋 メシヤ降誕
すべての型を執り行われたのです。
本来は観音講座を学ばせていただいてから、メシヤ降誕本祝典を斎行すべきであったかと思います。
この昭和において、日本・東洋・西洋の型をメシヤ様が執り行われ、御昇天されました。
主神様として、全宇宙、全世界の御経輪をお進めになられるのだと拝察させて頂くならば、本祝典における御神名は、
『主之大御神』様 であり、
御神体は、
『⦿』 であることを、神界ならびに先生は望まれたと、今更ながら思わせていただけます。
○○邸での御神事において、メシヤ様、○○茂登吉先生、○○○ナミ女史、
光の玉に、「ミクラタナ」の神様が神御魂として宿られます。
それ故、メシヤ様がお生まれになられたのです。
昭和25年6月15日に「ミクラタナ」の神様が御降臨され、昭和29年4月19日、大メシヤとして御聖誕を祝われた。この間3年と10ヶ月になります。
昭和25年12月23日の祭典での御歌です。
釈迦孔子耶蘇(ヤソ)マホメットたち待ち望む地上天国吾造るなり
朝鮮の焦土の状(さま)の恐しきやがて来ぬらん地の悉(ことごと)に
洗霊の火の手は己に朝鮮に燃え初めにけり心せよ悉(みな)
凄(すさま)じき火の洗霊の来ぬるとていと安からめ神にある身は
原爆の雨に人々逃げまどふ時の来ぬるを覚悟せよ悉(みな)
神を背に科学に頼る諸人の臍(ほぞ)を噛む日の近まりにける
やがて来む審判(さばき)の峠安らげく越す人となれ身魂磨きて
洗霊の火の渦巻は地の上を舐め尽すなり浄所(きよど)残して
神無しといひし鼻高人達の鰭伏(ひれふ)す姿見るぞうたてき
神ありと言ふ人神無しと言ふ人の立別らるる大審判(おおさばき)かな
神に背(そむ)き世を紊(みだ)したる曲人の神に祈るも詮なき終末
ひたぶるに神に祈るも詮なけれ世を 紊(みだ) したる 罪とがの身は
天叫び地震雷(ないふるいかづち)轟かん最後の時の恐ろしき様
天震い地軸揺がむ時こそは神の力に頼る外なき
審判の火の凄(すさま)じさ天仰ぎ神に祈るも已に遅かり
弥果てに滅びんとする現世(うつしよ)を救ふはメシヤの力にぞある
栄光の雲より降る大救主(だいメシヤ)に焦土は忽ち天国と化すらむ
胎蔵のミロクは已に生(あ)れ給ひ建直す日を待たれぬるかな
(昭和25年12月23日 18首)
胎蔵のミロクは、今メシヤとしてお働き下さっておられます。
胎蔵のミロクで調べていて、地震、戦争、原爆、審判、近々に迫り来る大浄化のことをミクラタナの神様の御降臨遊ばされた、昭和25年6月15日の年の12月23日の祭典での御讃歌があまりにもリアルすぎて、破壊と創造が同時に訪れるということが御歌にて現わしてくださっておられるわけです。
栄光の雲より降る大救主(メシヤ)に、焦土は忽ち天国と化すらむ
大は 一人 で ス ですから、
御帰天し、主神様と救世主(メシヤ)様が、主神様にメシヤ様がなられたと解されます。
拝察申し上げます。
観音講座における重要語句を書き出して御教え、メシヤ講座、覚りの旅から、今ならこのような構成での観音講座になるのではないかという観点で構成いたしました。
既に原文はお読みいただいているものとしてお話しさせていただきました。
皆さんが知りたかったことの何分の一にも及ばなかったかもしれませんが、観音講座を学び直すことで神観の確率、想念の向上を図っている。そのことが浄霊力の強化となって限界に現れてくるのだと思っております。想念を正しく向上することが浄霊の一番の急所となって現れるのだと感じております。
これからの学びにも信仰姿勢にも通じていくことであります。
本日の学びを今一度、皆さんなりに整理され、大乗化を乗り越えられる地上天国の住人になっておられることをお祈り申し上げて、9月度の覚りの旅とさせていただきます。
ありがとうございました。
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