4月度『覚りの旅』のテーマの 「真の大乗宗教」 栄光二四二号 昭和二十九年一月六日
に関連すると思われる御教え・メシヤ講座をピックアップしていきます。

 布教上病人に対する心構え、(病人に関する諸事情)
 開拓に当り、まず何と言っても病人を優先的に扱いますが、大乗をどのように使いますか。

 大乗も小乗もない。苦しみ悩む者を救うのが本当である。
 病人を優先的に救うのは結構である。智慧がないといけない。病人にも気の向く病人、気の向かぬ病人、感謝のあるのとない病人等いろいろある。気の向かぬ病人は警告されてるからと、うまく手放すのがよい。
 病人は気が向いても家の者が気の向かぬのもある。
 また、妻が病気で夫に二号があり、妻が早く片付いてくれる方がよいと思い、妻は一生懸命に縋るというのもある。これはまことに困るんで、夫と二号の霊が来る。これは救っても仕様がない。こういうのは臨機応変にする。妻が良くなるに従い、親父は悪くなる。
 妻君が治ると親父が喜ぶ。宣伝はするが、そのくせ自分は入らぬというのもある。