令和2年2月

覚りの旅 令和2年2月度 勉強会を終えて

 

 

三救責任者

 

図―1

図1

(天恩地惠20202月)2ページ

皆様、立春祭おめでとうございます。

昨日は厳粛に節分祭を執り行わせていただき、謹んで『大祓祝詞』を、神言ですね、奏上させていただきました。そして、人類の罪をお詫び申し上げました。そのことによって本日より御神威弥増す訳です。そして、救済力 浄化力 真理の具現 となって現れます。

 

図1に、「真理の具現」って書きましたけども・・真理の具現を阻む例として、御教えのお蔵入りとか、HPの閉鎖とか、メシヤ講座を学ばないとか、そういう事が真理の具現を阻む働きとして。浄化力というか、浄化となると色んな動きが起きてきますので、そういうこともあるかもしれません。

現われるのは、真理の具現となって現れるので、私達はそれを開く方向に行かなければいけないということですね。

それと、今朝ブログをアップしたんですけど、まだ見られてないかな?

 

参加者

まだ見てないです。

 

三救責任者

「真理の具現とは」ということを、今朝ほど調べてたらですね、そういう御教えがあったのでそこをアップしておきました。

簡単に言いますと、天職使命を知ってそれを実行すること、それが真理の具現ということで、これは御教えにございますので。ここでちょっと「真理の具現となって現れます」というのはどういう意味かなという質問があるかもと思ったので、調べてアップしておきましたので、また見て頂けたらと思います。

 

さきほどは、弥増す御神威のもと地上天国建設の御力を賜りますよう主神様(メシヤ様)にお祈り申し上げました。

このように、三救において立春祭を執り行わせていただきますことを改めて心から感謝を申し上げたいと思います。

 

初めに、平成29年の立春祭での先生の挨拶文がメシヤ講座に掲載されておりますので、振り返ってみたいと思います。

 

先生の挨拶文を箇条書きにして、重要な所を拾いましたので読ませて頂きます。

 

三千年前の罪穢れの出発点について、

〇人類はどこまでもお詫びをしなければ天国というのは到来しない。

〇人類を代表して、三千年来の罪穢れを祓うことを求められている。

〇まだまだ浅いお詫びだった。

〇三千年前に素戔嗚尊が武力をもって押し寄せてきた。

〇伊都能売神皇様の皇位を奪おうとした。

〇大和民族は伊都能売神皇様の盾にはならなかった。

〇伊都能売神皇様は、日本人の命を慮って急遽皇位を天照天皇に御譲りになり、インドへ下られて行かれた。

〇しかし、二十八部衆しか付いて行かなかった。

 

ここのところで、少し話をしておきます。

二十八部衆しか付いていかなかった、ということで。

祝詞は7折れ半で、1行に26~28字位入っていました。祝詞を書くのに数えたんです。だいたい何文字くらいを入れたらおさまるかと思ってね。今、勝手に繋げただけですけどね。言霊ということとね。

二十八部衆の二十八という数字。これは何らかの意味合いを現してると思ったんですね。

祝詞は7折れ半で、宇宙とつなげられてたよという、先生がメシヤ講座(メシヤ講座no.171浜松 平成274月)で話されてたのでね。

で、文字数にあらわすと1行に28文字くらいなのかなと・・僕はちょっとそう思っただけです。

ここは、軽く流しておいてください。続けます。

 

〇大半の大和民族は武力に屈して、トップを護らずに、その武力に従ってしまった。

〇瓊瓊杵尊は、素戔嗚尊に付いてきた。

 

付いてきたというより、後から来たんですね。瓊瓊杵尊は素戔嗚尊を追って、そして、

 

〇宮崎県の高千穂峡に潜んで、素戔嗚尊の失政するのを待っていた。

〇素戔嗚尊が癖で政治をやって行くと必ず失敗するだろうというのを見越した。

〇その失敗を待つこと3代、愈々治世が乱れた。

〇瓊瓊杵尊のお孫(神武天皇)が高千穂から出て東征。

 

この東征したのが、私がこのまえ宮崎に行った時に宮崎神宮の由緒で見ましたら、10月26日ということでした。10月26日というのは神武天皇が東に向かって東征を始めたと。そういう色んな思いがあるじゃないですか、その時代に遡ってね。そこを岩戸観音堂が10月26日、宮崎から来るのを和(やわ)していくような働きをしていたんじゃないかなと、これは僕の勝手な解釈です。(笑)

その26日というのはたまたま宮崎神宮へ行ったので知ったということで。

 

〇東征時には飴と鞭、武力で当時の権力を撃破し、庶民に米の美味しさを伝えた。

〇鞭と飴で日本全土を制覇していった。

〇飴と鞭に大和民族は慣らされて行った。

とご教導くださいました。そして、 

 

三民族の特徴について ということで、

〇元々出雲民族だった人の武力によって人を圧していく姿勢。

〇天孫民族の人の失敗に乗じて全てを支配していく性格。

〇元々徳によって治める素晴らしい考え方を持ちながら、武力とかに屈していく。

〇どの民族にしても、大きな、良い面と悪い面を持っている。

〇三千年間の中で我々は、様々なものを、生き方として、私たちの魂の中に沁み付いている〇平均的に、約10回生まれ変わっている。

〇三千年間の中の生き方で、我々にはずっと癖が付いてきている。

1年間ずっと自分をしっかり見つめさせて頂いて、自分の中に色濃く残っている三千年間の癖をしっかり把握して、それを来年の2月3日に主神様にお詫びを申し上げる、その事によって一挙に地上天国建設の在り方というのが明確になってきますので、そういうふうに捉えて、これから1年間をお過ごし頂ければ良いかと思います。

 

という内容でしたので、早めにと思って、ブログにアップさせて頂いたという事です。

そうしないと、また1年だからね。(笑)

 

参加者

そうですね。(笑)

 

三救責任者

で、ここに書きましたけども。

 

図―2
図2


〇出雲族

出雲族を考える時は、古事記に出てくる素戔嗚尊の行動とかを考えればわかるように、武力によって人を圧していきます。

素戔嗚尊ですので、朝鮮ですね。

 

〇天孫族

天孫族は人の失敗に乗じて全てを支配していきます。

ということで、支那。

 

〇土匪

 

図―3

図3

土匪というのはコーカサス地方に起源があると教わりました。

「全体的に山がちな地形で、山あいには様々な言語、文化、宗教をもった民族集団が複雑に入り組んで暮らしており、地球上でもっとも民族的に多様な地域であると言われる。」

ロシアだけではなく人種が多様に入り混じった地域なんですね。

土匪の性格としては、「反抗的、逃避的、下積み」ということを御教え下さっております。

 

 

〇大和民族

元々の日本人の祖先である大和民族ですが、

 

図―4

図4

徳によって治める良い面を持ちつつ武力に屈してしまう。

大和民族だと言っても逆にこういう悪い面、武力に屈してしまったから。

 

伊都能売神皇に従ってお伴したのは28部衆のみだった。

 

 

〇霊統と系統

で、霊統 と 系統 ということで、

霊統というのは魂のつながりで永久不変なんだよと。

系統というのは変わりますよと。血のつながりでいくと、系統になりますけども、混血の方がいいと。

例えばメシヤ様、聖徳太子とか義経とかになった、血のつながりで書けるかと言ったら書けないですね。神武天皇からずっとつながってきてるのに、応神天皇でもあったわけですから、そこの流れじゃなくて、霊統ですという事です。だから、光琳にもなってるわけで。

 

〇混血するほど良い

で、混血するほど良いと。

 

図―5

図5

混血で種々の性格が混じるということは、色々な苦労をし、世の中の経験を多く積んだのと同様で聡明になります。

経糸は霊的で動きません。 霊統は動かない。

緯糸は左右へ動く。これが系統です。体的です。

 

人数の割合でいくと、

  天孫族 出雲族 コーカサス 大和民族 で、大和民族は1/100しかおりません。

『日本人種の霊的考察』だから、四種とも日本人なのです。タイトルからしてね。

誰もが皆、性格を受け継いでいると考えた方がいいと思います。ここは僕の考えですけどね。私は大和民族の性格しか受け継いでいない!という人が居るかもしれませんけども、メシヤ様が言いたかったのは、全部色んな性格を受け継いでる、で、それで日本人を構成してるのだから、自分だけ違うというのはちょっと無理な考えかなと思いますけども、中には霊統できちんと大和民族でという人も居られると思いますけども、血統的には明らかに混血ですよね。

で、三千年来染み付いた癖があるでしょうと。

自分はどういう性格を、癖を持っているのかを考えて、また来年に向けてね。

 

 

図―6

図6

これはここには(天恩地惠20202月)には載ってないけど

大和、出雲、天孫、土匪

琵琶湖のところに八洲というのがあって、ここで条約を結んだんですね。アマテラスが東で西がスサノヲ。でも、この条約まで破ろうとしたわけだからね、そういたのも癖となって現れてきてるんだよという事です。

 

図―7

図7

これは、(天恩地惠20202月)には書いてないけど、ここで言いたかったのは、出雲族というのはずっと天孫族とやり合ってきたけれども、なかなか上手くいかないので宗教にまでかかってきたんだよと。天理教に入ったり、大本教に入ったり、金光教、妙霊教、黒住教、日蓮宗とかに入って来たよと。

天理教の教祖が言われた、「高山の真の柱は唐人やこれが第一神の立腹」。神様というのはスサノヲ。スサノヲが怒ってるよと。

もともと素戔嗚尊と瓊瓊杵尊の系統(盤古親王の系統)の争いで・・。

天孫と言ってるけれども、中国じゃないかと。こっちは(出雲族)は朝鮮だもんね。自分達は朝鮮だとは言わないけども。そういう争い。

であって、こちらは(大和民族)は虐げられてるのでずっと文化的な人になって現れてきてる。光琳とか西行とかね。そういうことです。

 

で土匪というのはコーカサス地方から蒙古、満州を経て、北朝鮮から青森付近に上陸して、近畿地方にまで勢力をのばした。近畿より西へは行っていないそうです。

これは『日本人種の霊的考察』の御教えからです。

 

それで、(天恩地惠20202月)4ページの下の段で

 伊邪諾(いざなぎ)が主神の代表神」御教え集十六号・・・158

ということで、今月のテーマにもなるわけですけども、伊邪諾尊様について調べてみました。

 

先月は「仕事」ということでね、浄霊というのが霊主体従、左進右退。これが伊弉諾尊様の仕事なんですよという話がありましたよね。

 

図―8

図8

 

だから、霊主体従ということの働きが一番分かり易いのが浄霊なんだよ、ということで捉えて頂ければいいかと思います。

 

 

宣長さんと大祓祝詞

 

図―9

図9

これは、「現代人のための祝詞 -大祓詞の読み方-」 よりというので調べると、

伊邪那岐命というのは、国生みを行った男の神様で、神代七代の最後の神。伊邪那美命とともに大八洲の国をはじめ、山川草木や万物を司る神々を生み、最後に天照大神・月読尊・素戔嗚尊を生んで、治めさせる国々をお決めになった神です。黄泉の国を訪れた後の禊によってそれら三柱の神々をお生みになったのでこうして引かれるのでしょう。

 

これ、主神の代表神ということだから、どういう風に日本として、日本の色んな本ではどういう風に書かれてるのかなって思って調べました。

ということと、これは(図9の下部)、「宣長さんと大祓詞」ということで。

前に「宣長さんから年賀状が来たよ」って話をアップしましたけども、この中で祝詞をどう考えてるのかというのがあって、昨日は大祓詞をやりましたので。

 

「古への祝詞を読み申すとても、古への言をあやまたず、つとめてその読みを正しくして、かりにも後の音便にすたれたる言などをまじへず、清(す)み濁りなどをも厳(おごそ)かに守りて、ゆめゆめなほざりに読むべきにあらず」

 

後々の世に言霊、音霊が崩れていくような、そういう読み方をしないようにと言われたわけです。きちんと正しく。で、きちんと音に読み方を書かれてると。古事記の研鑽をしてるのでね。古事記をまとめた人。功績があります。

 

で、ここで「行法」というのは、

「そもそも「大祓詞」とは祓えの行法を行って、その後に祓えの行法を行ったことを改めて神様に申し上げる詞です。それを祓えの行法を省略して「大祓詞」だけ読み上げるのは、かえって神様を欺き申し上げるもので、たとえ詞が麗しくても、ただ読み上げるだけでは、罪穢れは清まらない」と宣長さんは語気強く注意したのです。

で、我々に置き換えると、祓えの行法とは、『浄霊』であり『御教えを宣べ伝える』ことですよねということです。

これはここ(天恩地惠20202月)に、6ページに書いてありますよね。

 

それから、大祓詞の中に神様が色々出てきますけども、瀬織津って出てきましたよね。これはイザナギの神が阿波岐原で禊ぎした時に生まれた禍津日神と宣長さんは考えた。

禍津日神は古事記では禍津日神、直毘神、伊豆能売神と出てくるんです。三神。

 

で、速開津咩って出てきますけども、これは伊豆能売神、「御禊によりて清らかに清まりたるよしの御名なり」ということで、これはイコールと宣長は考えたと。

 

気吹戸主は直毘神だと考えた。

 

速佐須良咩というのが出てきますね。これは須勢理毘売だと考えたと。

この禍事を黄泉の国におられた須勢理毘売がはるか彼方へお渡しになるという、そういう考え方を持っておられたんです。

 

だから、色々神様の名前が出てくるけども、神学者の捉え方によって色々ありますね。

そういう御神名を唱えてるんだよということも意識した方がいいかなと思ったので。

 

それで、(天恩地惠20202月)5ページの下のところ

これは先月も話をしましたけども、古事記の神様を数えていくと五十柱目の神様が火之加具土の神様』になります。「神産みにおいてイザナギとイザナミとの間に生まれた神である。火の神であったために、出産時にイザナミの陰部に火傷ができ、これがもとでイザナミは死んでしまう。その後、怒ったイザナギに十拳剣「天之尾羽張(アメノオハバリ)」で殺された。」

 

生れてすぐ殺されるということですね。

 

伊弉冉尊様は、火之加具土の神様を御生みになって、陰門を焼かれてお亡くなりになり、黄泉の国へ行きます。火之加具土の神様というのは、夫婦共同で御生みになられた最後の神様です。

 

古事記でいくとね。

 

ここから現界と幽界(黄泉の国)の記述が古事記では出てくるのです。

火之加具土の神様というのは現界と幽界の境界の神様であるわけです。この神様を祭る総本山が浜松にある秋葉神社です。火の神様、火防の神様として祭られています。

 

火之=火 迦具=輝く 土=超自然的なものをあらわす

つまり、火の輝く神となるのです。

ここに火と輝というのは光ですから、光という文字は火と横一本(一)が水なので、火、水ですね。火 、火水 、土 ですから 火が二つ入ってるということですね。だから、火が強い神様という事。

 

で、この火之加具土の神様というのは、今の記述の伊弉冉尊様がお生みになった場所というのが産田神社で三重県熊野市にありますよと。もう一つは大分県別府市にあります。で、火之加具土の総本山というのが秋葉神社(静岡県浜松市)です。

 

火之迦具土神(カグツチ)の鎮座

·        産田神社(三重県熊野市有馬町)

·        火男火売神社(大分県別府市)

·        秋葉山本宮秋葉神社(静岡県浜松市)


話が横道にそれましたが、

火之迦具土の神様が伊弉冉尊様を死に至らしめたとして怒った伊弉諾尊様は首を切って殺してしまいます。生まれて直ぐ父によって殺されてしまう悲運な神様です。

 そして、伊弉諾尊様は黄泉の国へ伊弉冉尊様に会いに行かれます。

しかし、「見てはならない」というタブーを犯し、魔物に追われ逃げます。黄泉津比良坂を逃げるのです。後ろ手に刀を振りながら逃げます。「しりので」と言って、相手を困らせる呪術なのだそうです。

 

まぁ、振りながら逃げてるという事ですけどね。

 

この話は先月お話しさせて頂いた内容ですので、詳しくは先月の『覚りの旅』を読んで下さい。

 

それで、黄泉の国から逃げかえった伊弉諾尊様は祝詞にあるように禊祓いをするわけです。

そして、三貴神と言われる天照大神、月読尊、素戔嗚尊 様を御生みになり、どこを統治するかをお決めになるのです。そして御頸玉(御倉板挙神様)を天照大神様にお授けになられるのも伊弉諾尊様です。

ということで、「伊邪諾(いざなぎ)尊が主神の代表神」という意味合いが国造り、子造りの主人公の仕事をなされたことから合点がいくのではないでしょうか。

 

祝詞のことがありましたので、伊弉諾尊様のことを中心にお話しさせて頂きました。

 

本日は、三救の月次祭『覚りの旅』も兼ねておりますので、今月のテーマに入らさせて頂きます。

「伊邪諾(いざなぎ)が主神の代表神」御教え集十六号・・・158

「天国篇」・・・66

になります。

 

図―10

図10

 

読んでもらってあるということで、「伊邪諾(いざなぎ)尊が主神の代表神」と「天国篇」ですね。そこのところから、自分が読んでまとめた文章になります。8ページ(天恩地惠20202月)の上段から行きますと、

これは今、新聞やテレビのニュースでも出てた、イランとアメリカが応酬をしていましたね。

 

52カ所と言うなら、こちらは300カ所を攻撃する。」という記事がありました。

 古事記に伊弉諾尊様と伊弉冉尊様の応酬があります。

 「愛しい私のイザナギ。こんなことをするのならば、あなたの国の人民を 毎日1000人を締め殺してしまいましょう」 と言いました。

 

恐ろしいことを言うよね。

 

するとイザナギは 「愛しき私のイザナミ。 あなたがそうするならば、 一日に1500人の産屋を立てましょう」 と言いました。

 破壊されたら破壊するという思想では戦争になってしまいます。

その点、伊弉諾尊様のお仕事は、破壊するならそれ以上に創造すると言っています。

破壊と創造、文明の創造の在り方ですね。

善と思っている伊弉諾尊様の人民にも、悪の心を多く持つ、自然淘汰される人間がいるのだという事かもしれません。

ユダヤ文化が推し進めた、物質文化、石油文化を見直す大転換期に来ているのだと思います。

 

伊邪諾尊様については、御教えの主なところを挙げてみますと、

〇『天照大御神様もお祝いに来られたのです。それから月読尊、伊邪諾尊などです。』秋季大祭御講話(S27927日)

ここをよく見ればですね、これは昭和27年9月27日ですけども、伊邪諾尊様はメシヤ様にお祝いに来られてるわけですから、伊邪諾尊様は主神様では無いわけですね。

 

それから、

〇比良坂の戦で、伊邪諾尊が桃の実を取って、敵をめがけて打つける、それで鬼共は敵わぬと逃げたというのでありますが、その桃の実が桃太郎になるのであります。

聖王母 光明世界5号、昭和11125

 

それから、分霊と化身ということで、

〇【問】分霊と化身について。

【答】分霊とはわけみたまと言い、人間にはないが神様はいくつにも霊を分けられる。しかし神社で同じ神様をほうぼうで祀る場合、神の分霊と言うが本当を言うと、家来の直系とか傍系などの神様もある。しかし天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)とか高皇産霊(たかみむすび)、神皇産霊神(かむみむすびのかみ)とかはそうでないが、伊邪諾尊、伊邪冊尊、天照大御神などは人体をもって一度この世に現われ給うた神であるから、爪や頭髪を分けて祭られたのである。

化身で一番重要なことは、仏は全部神の化身であって、夜の世界の間は仏の世であるから神々は全部仏に化身された。天照皇大神が大日如来、月読尊が阿弥陀如来、稚姫君尊が釈迦如来というようにである。従って、仏滅ということは仏がみな元の神格に還り給うことである。善言讃詞に「観世音菩薩此土に天降らせ給ひ 光明如来と現じ 応身弥勒と化し」とあるが、観音は伊都能売の神であり、ミロク神の化身である。

 

ここに出てくるね、ミロク神と。このことを言ってるんだと思います。大ミロクというのもね。

 

従って、いずれは観音という御名もなくなる時が来る。霊界ではすでにほとんどなくなっている。

地上天国4号、昭和24525

〇皇御祖神伊邪諾尊  天津祝詞に出てきます。

 

伊邪諾尊のことを御教えからピックアップしてますからね。

 

〇私がやっている仕事は伊邪諾尊の仕事なのです。それで古事記にある天の御柱を両方の神様が廻り合ったということがありますが、最初伊邪冊尊すなわち妻神様の方が右まわりをした。そうしたところが世の中がうまく行かなかったので、要するに失敗したのです。そこで伊邪諾尊が「そうらみろ、オレが最初右まわりはいかんと言ったのに、お前が右まわりをしたからそうなったのだ。」  御講話(S271117日)

 

左進右退という霊主体従の仕事で『浄霊』ということに代表されます。

祝詞にある禊と祓いそして浄霊という仕事ですから、主神様のお仕事を人間界で行う代表の神様であるわけです。

しかし、メシヤ様のように主神として生まれたというわけではないのです。

人間界で主神様とお呼びできるのはメシヤ様だけなのだという事になりますね。

 

そういう神様です。

一番間違ってはいけないのは、「主神の代表神」というのと 「主神様である」というのと違うよということ。メシヤ様は主神様ですけど。伊邪諾尊は主神様の代表神で、仕事をなさる。そういう事だと思います。

 

で、『天国篇』  (天恩地惠20202月)8ページ下段

 

『天国篇』をお書きになられている目的についてメシヤ様は次のように御教えくださいました。

【御教え】御教え集5号、昭和27115

それから、五六七の世について、「文明の創造」の天国篇を書き始めたのですが、天国篇の最初の――大体基礎的の意味ですね。そういう事を書いたんですが、今読ませます。

 

ということで、ここ(天恩地惠8ページ下段から9ページ上段)には『天国篇』そのままが書いてあります。

出来上がって、英文にして、配布するというようなことが書いてありますし、天国の福音を普く述べ伝えた後に末期至るということで、『文明の創造』の頒布がきっかけとなって、最後の審判が来るというような意味ですね。

だから、『文明の創造』をまとめて出せたということ・・これは日本語ですので、これを英語にして出せたらまた大きく変わるかなとは思いますけど。

 

『天国篇』というのは、これだけの文章ですけども、まだまだこれから書かれる予定だったということが伺えます。ただ、そこまで仕上がってなかったんですね。だからまだ頒布されてはなかった。

じゃぁ、どういうこと?というと、これから作っていくんだという意味合いがあったのかなと思います。そういう風に先生も考えておられたということで『天国の福音書 続編』ということで、これから本をどんどん出していくんだと、そういう風に話しておられました。そういう意志を受け継いでいかないといけないという話です。

 

 で、(天恩地惠20202月)9ページ 下の段は

メシヤ様のご精神を現代に求める座談会  より     

「人間が幸せになっていく道」

ということで、これは私が書いて出したものですけども。

これ、「メシヤ様のご精神を現代に求める座談会」というタイトルを決めるにあたって募集してたわけです。どういう名前にしようかと。先生の案が「メシヤ様のご精神を現代に求める座談会」で、最後に先生が決められたんですけども、その前に三重が出したのが「人間が幸せになっていく道」というのを出しました。ちょっと読みますと

 

三重支部 です。

「文明の創造」を仕上げていくという壮大な構想をお聞きしそれではどのように?と思いをめぐらせておりました。

「文明の創造 天国篇」には天国篇の説明と「ミロクの世の実相」の御論文しか残されておりません。しかしここにヒントがあるように思いました。メシヤ様は、天国篇について『文明世界設計の根幹となるものである。』そして、『主神の御目的である地上天国を建設する基本条件としては、何よりも大自然の実相そのままを表す事である』と御教えくださっておられます。『之迄の世界は一切に調和が欠けていた』『本来宇宙の原則としては、日月地の三段階が正しい順序である』とお述べになられ、「ミロクの世の実相」でミロクの世になった時の国際状勢として『国境は現在のままであるが、実質的には撤廃されたと同様になる』『隣国に対する権利は平等になる』世界議会があって『如何なる問題でも慎重審議の上可決する』各国の国会もあるが『議員の素質も立派で自利的観念を棄て何事も世界的人類愛的に解決する』『法律は善人に必要ないから非常に少なくなる』『世界各国に武力はなくなる』とお書きになられました。

 そして、「文明の創造 既成文化の謬点」に『文明の創造は現代文明に対する原子爆弾で宗教、思想、哲学、教育、科学、芸術 悉く包含されている。』とありますが、芸術、教育、自然農法に関する御論文の掲載が少ないように思います。

 地上天国建設の基本条件である大自然の実相をそのまま表し調和できるようにするには、そして、「ミロクの世の実相」の世界になっていくには、どのようにしていくのか、個人個人としてはどのような生活を営んでいったら良いのかを具体的に天国篇でお示しになられるおつもりではなかったのでは?と思わせて頂きました。そしてそのことが、これから私達が研鑽し仕上げていくことなのではと思います。

そういったことからも「人間が幸せになっていく道」というのは適切なテーマではないかと思いました。

 

という風に投稿しました。

で、(天恩地惠20202月)10ページです。

 

10年前のメシヤ様のご精神を現代に求める座談会 のタイトルを皆で決めている頃の投稿です。

この後、『文明の創造』の発刊は許されました。

そして、『天国の福音書 続編』を次々と出していく予定でおられました。

頓挫している様相でありますが、三救として何が出来るのか、どういう形が望ましいのか、模索しつつ前進してまいりたいと思っております。

 

 

で、次に最後のメシヤ講座ということで

「『天国篇』文明の創造」は平成293月に拝読し学び合う御論文だったわけです。

ですから本部(当時)でのみ先生のメシヤ講座がありました。

最後のメシヤ講座が『天国篇』であったわけですので、確認させて頂きます、ということで本部であったメシヤ講座、『天国篇』をテーマにしたことを・・『天国篇』の内容とはちょっと離れるかも知れませんけども、それをテーマにしてのことですので、読ませて頂きます。

 

メシヤ講座no.193本部(平成293月)

<今月の御教え>「『天国篇』文明の創造」(昭和二十七年)

 

本来の人間の体の使い方 ということで、

 先生

例えていえば、そういうように人間の体というものは本来の使い道があるにも関わらず、自分が正しいと思うが故にそのようなこともしてきたということがあるので、その一つ一つを今私は痛みに耐えながら考えて、人類が犯して来た「本来の『主神様』が御造りになられた内容」と自分達が良いと思ってしてきたことのあいだの、その罪穢れなどを充分見つめながら今取り組ませて頂いております

 そうしたことをある程度自覚できて、これから人類を救済して行く為には、そうした一つ一つの細かいことまで御取り次していかなくてはならないという、そういうことが分かった上で神様に更に御詫びをして、お誓いをする中で痛みの方は段々と取れてきました。しかしながら、出張から帰ってからずーっと寝た状態でいるので、なんせ腰が痛いので皆様の前で不恰好な姿勢で祭典に臨まなければいけなかったことを大変申し訳なく思っております。

 しかしこの浄化を乗り越えて行って、そして御神業に臨ませて頂ければ、きっと人類の為、将来の地球の為、将来の宇宙の為に、そういう動きが出来ていくのではないかと思いますので、どうか今後も皆さん方には支えて頂いて御神業を共々に担って頂ければ大変有難いと思います。

 

天国篇をテーマにメシヤ講座で最後に先生が残されたお言葉ですので迫るものがあります。

〇主神様の御意図を求め罪穢れを見つめる。

〇自覚して、細かいお取次ぎをさせていただく。

〇更にお詫びしてお誓いする。

この繰り返しの中で、浄化を乗り越え御神業に臨ませていただく。

 

きっと人類の為、将来の地球の為、将来の宇宙の為に、そういう動き・・・

『天国篇』地上天国建設の動きが高まってくる。

支えて頂いて御神業を共々に担ってというのは、『メシヤ様の御教えを伝える』『浄霊実践』

そして、メシヤ講座の学びを現代に伝えていくことなのだと思います。

本日は節分祭・立春祭の挨拶内容を復習しつつ、『覚りの旅』の学びをさせて頂きました。

月次祭おめでとうございました。

 

今日は月次祭でもあったわけです。

 

 

ブログに、各国のどこからアクセスしてるのかというのが見れて、例えばアメリカ・マレーシア・フィリピン・フランス・ブラジル・ドイツ と。数は少ないんですけども、日本語で書いてるので日本語の分かる人が見てるんだと。

ホームページを見ただけでも浄まって頂けたらいいなと思って、浄霊の手の写真を載せたんです。それを見るだけでも見てもらえたら違うかなと思って、それで何か感じるものがあればいいかなと思って、ホームページにね。

 

参加者

外国の方がコンスタントに見られてるんですか?

 

三救責任者

いつ見たかというのは分からないですけど。

まだ数は少ないですよ。

 

あと、因縁使命を少し調べておきました。

 

参加者

ありがとうございます。

 

救責任者

これ、今で言う系統ですよね。自分の系統。

先生も言われてたのは、自分も代を遡ると庄屋であって、庄屋であったが故に農民から年貢をとるということで、色んな、自分の仕事を全うしていても恨みを買うということがあると・・。


 

三救責任者

自分が御神業をやっていく上において、色んな因縁使命を調べて、いい所を受け継いだらいいということで、関連性を持って現代にいかしていくというように考えていかないと。

後は、先祖が人を殺したとか出てくるだろうけどそれはそういう事もしてきたので、恨みを買ってるので、今度は自分が人救いの方に繋げていくという、先生はそういう受け止め方をされて話をされていたと思います。・・(途中略)

 

参加者

今、どう生きているかですもんね。

 

三救責任者

そうそう

 

参加者

今そんなにすごかったら、前世で、何回も生まれ変わってきてもっともっと人格が高まって上の霊格になってるはずなのに・・。

 

三救責任者

立派なことをやってて、それが遡ればそういう系統だったんだという風になって行くのはいいんだけども、それをもってして、自分は何々だからと言ってそこを制覇しようとか、そういう考え方は中国から攻めてきたのと一緒で、ちょっと違うので・・。

 

参加者

そうですよね。

 

三救責任者

そこは布教する上においてちょっと考えないと。

 

参加者

そうですよね。

 

参加者

ありがとうございます。

 

司会

では、以上を持ちまして立春祭、並びに月次祭を終わらせて頂きます。

 

参加者一同

ありがとうございました。