達磨


【御教え】(S23.12.26)
(観音、勢至、達磨の御関係)、十一面と千手観音の御働き

 私の家では先祖より十一面千手観世音を守護神として御祭り致しおります。この度、大光明如来様御祭り致しますのに、家が狭いので同じ御床に御掛け致してよろしいでしょうか。

 大光明如来様も千手観音様も同じであるから、一つ所へお祭りする要はない。今迄の千手観音様は外へお掛けしてよい。巻いて蔵っておいてもよい。
 十一面千手観音というが、千手観音のお頭(つむ)りは十一面観音になっているから、千手だけでいい。十一面観音は手は多くて六本である。一番上の仏は阿弥陀如来、これは観音の母親の働きで、親となる。前は慈悲、右三面が憤怒、左半面が勇気、後方が笑い。これがお働きの種類である。千手千眼といい、千の手と眼で救うといわるる。前は托鉢を持っておられる。これは寄付金やお礼が入る。両方に十九本づつ手が出ている。これであらゆるものを救い、あらゆるものを握る訳である。
 乙姫の握っていた宝を国常立尊様にお返しする。国常立尊の表われが観音である。物でなく霊をお握りになる。そして善い働きにする。
 今迄、戦などに使ったものを、平和的に使う。観音の慈悲により、人を幸福にする事に使う訳である。
 十一面の前三面は慈悲、横三面は怒り、一方三面は勇気、後一面は笑いで、一番上は仏で、これは阿弥陀如来にもなる。
 十一面の働きが過ぎると千手観音になる。千手はあらゆる物を握る、使用する。人間の心、神の心――。
 観音、勢至(女)は夫婦になる。観音、達磨も夫婦になる。この時は観音が女になる。観音は慈悲で救い、達磨は学問で救う。月の菩薩である。



(質問者)
達磨は二人おられたのですね。

(先生)
選挙の時の達磨は中国ではないでしょうか。

(質問者)
ああ、足がありませんものね。面壁ですから・・

(先生)
面壁で目を入れるという行為もおかしなものですね。選挙で当選して悟りを開くということではないのでね。

『印度(インド)の達磨(だるま)大師とは別に、今から千二、三百年前、支那(シナ)にも同名異人の達磨(だるま)が現はれたので、之がよく混同され易いやうである。』

(質問者)
『経文(きょうもん)を読む事によって覚りを得る』ということが書かれていますが、我々は『御教えを拝読する』ということに置き換えて考えればよろしいでしょうか。

(先生)
そうだね。ですからその当時の読経というのは伊都能売神皇様から教えられたものを纏(まと)めたものだということです。


メシヤ講座・三重 第94号 平成27年8月度

○『天地の真理を知る上に於て、経と緯の意味を知ることが最も肝要』

(先生)
そういうことを確認させて頂いてまた、本日拝読させて頂いたところに目を向けていきますと、まずですね、

『天地の真理を知る上に於て、経と緯の意味を知ることが最も肝要である。』

ということですので、インドのバラモン教の中で達磨大師が面壁九年しながら坐禅を組んで天地の真理を知ろうとしたのですけども、天地の真理を知ろうとした時に『経と緯の意味を知ることが最も肝要である』とメシヤ様は仰っておりますので、謂わば、仏教が出来る前の修行の方法もここで纏めて下さっているという風に見て読み始めて頂ければ、有難いという風に思います。


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「日本の国宝」85 より

絵は向嶽寺の達磨図を描いてみました。

向嶽寺は山梨県にあります。
開山の抜隊得勝(ばっすいとくしょう)がかって近江で富士山に向かって法を説く夢をみたことによる命名なのだそうです。

向嶽寺の「達磨図」は公的な場で用いられる礼拝的な性格が強く圧倒的な存在感と品格の高さは他の達磨図をよせつけないそうです。

この国宝達磨図は東京国立博物館で毎年一か月ほど公開されるそうですので、興味を持たれた方はぜひ本物を鑑賞されてはいかがでしょうか。