【御教え 御垂示録1号 昭和26年9月15日】

「別家になったために、先の仏壇と二つありますが、二つでもよろしいでしょうか」

 一つのほうが本当です。仏壇を一つにして、中に戒名――位牌を両方を入れておけば良い。

「二つあるということはいけないのでございましょうか」

 そうです嘘です。それで、両方の階級がありますからね。実家のほうを脇にして、向かって右のほうに戒名を小さくしておく。

「前の仏壇は処分してもよろしいでしょうか」

 そうです。

「宗旨の違った場合はどういうふうに――」

 違いさがあります。真宗と日蓮宗とではいけないですね。だいたい養家を主にして、実家のほうはお客様扱いくらいで良いです。祭らないよりは良い、祭った ほうが功徳になるという程度です。実家のほうはそういう程度にすればいいですね。ずっと低いほうでいいです。長男であっても養子に出たら――養子になれば 実家のほうはごく縁が薄くなるから祭らなくてもいいですよ。祭らなければいかんということじゃないが、実家を忘れないように気持ちだけを祭るという程度で しなければならない。仏壇は道具屋に売っても良いです。