●メシヤ様という御存在と主神様という御存在をどのように捉えてゆくか




(先生)
 メシヤ様という御存在と主神様という御存在をどのように捉えてゆくかということですが、そんなことを考えただけでもその御存在を限定してしまい、本来の御存在とは全く小さいものとしてしまいます。しかし、お祈りする時に想念が明確になるために、あえてご説明させていただきます。
 支部の御神床のように御尊影を掲げさせていただくことによって、主神様の方向とメシヤ様の方向を並列に考えてしまうと御神格というものが段々理解し辛くなってしまいます。
 主神様は全宇宙を主宰されています。そのことを鑑みても非常に大きな御存在であります。メシヤ様は、主神様という御存在の中で地球を救う部分を以って私達に救いの力と方法を与えるために御降臨されたのです。ですからご参拝する場合、主神様とメシヤ様は直線的にイメージして捉えた方が良いのです。主神様という絶大なる御存在の中の、地球救済のためのメシヤ様が大御前にいらっしゃるというイメージでとらえてゆくと、「主神様」「メシヤ様」という御存在に対して一直線でお祈りできるのです。
 ですから、支部の場合は、このように御神体と共に御尊影を御奉斎していますが、個人の家ではセットで御奉斎するようにはしていない理由がそういうところにあります。決して蔑(ないがし)ろにしているのではありません。主神様とメシヤ様を一直線でお祈りできるためにそうしているのです。そうすれば、一切を主宰されている主神様が御存在し、そこから地球救済のためにメシヤ様が御力をくださっているという概念が生れます。
 そしてこのことは、今回の御対談後半部に明確なお言葉として発せられることにより方向性の誤りのないことを確信させます。
 為郷氏の「そう致しますと仮に明主様(メシヤ様)が百年後に霊界にお這入りになりますとない事になりますが・・・・・・」という問い掛けに対しまして、メシヤ様は『併し霊界から出しますから同じ事です。却ってよく出ます。体があると邪魔になりますから。』とお答えになられています。
 このお答えは、メシヤ様が御昇天されても浄霊の御光は永遠にいただけるということで、大変な安心感と心強さに包まれます。大変力強いものであると同時に、『却ってよく出ます。体があると邪魔になりますから。』というお言葉は深奥なる意味合いを私達に示されています。邪魔になると仰ったのは、『私のお腹に光の玉があってそれから光が出るのですから無限なのです。』とのお言葉にある『光の玉』という御存在に対してです。
 現在、メシヤ様は邪魔と位置付けた御肉体を離れられて、神界から私達に御光をお出しくださっている、と考えれば、今日までの教団裏面史も善意で受け止めることが出来ます。しかし、その立場をとれば、ご参拝の在り方は安易な姿勢ではなく、より厳粛にならねばなりません。
 信仰歴が長く、御教えをよく拝読している方々は、こうした境地にまで達した上で御神前に真向かい、御神業推進を心掛けていただきたいのです。