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 どうも思うようにいかないとか、困ることが多い。
これは、霊籍が上がればつながってる人も引っぱり上げられるんですよと。
自分の霊籍が上がれば・・これ(図―5の絵を見ながら)、自分が木で元だとしたら枝葉がこうあるけども枝も上がっていくんですよという意味で書きました。

参加者
分かりやすい。

三救責任者
分からない人はウッチャラかしておけと。急って早く信仰に入れようと考えてはいけませんと。神様にお任せするんだと。お任せというのはそういうことね。一人でも多くの人を助けて神様のお役に立つ。そうすると、霊が向上して、枝葉も向上していくと。黙っていてもわかるようになる。周りに言うのはくどくど言わずに、ちょっと言ってわからなければ放っておけと。自分が向上していけば上がってくるからという意味です。




 例えば『文字は神様が作られ、人間に与えた』という教えがあります。

 先ほどの話と関連付けて考えてみますと、人間の身体の部分部位の名称には‘月’が付いています。脳、胸、腕、肺、腹、腸等々です。それは生命の誕生に月が深く関わってきたことを意味しますし、人が生まれるときも死んでいく時も、潮の満ち引きが関わっています。近年ではそれを無視した医療が横行していますが・・・。とにかく文字通り、月というものが現代でも私達の生命に深く関わっていることを教えています。

 文字が出てきたので、もう一つ。皆さん手の平に‘木’という漢字を書いてみてください。植物の木です。

 グラフィック・デザイナ-の杉浦康平さんは木について次のように述べています。

 “私たちがなにげなく書き記す『木』。まずのびやかな十文字を書き、その交点から八の字をしっかりと張り出してゆく。

 この『木』は古代、どのように記されたのか。甲骨文と金文、それぞれ3300年ほど前に中国で生みだされた古い字形を見ると、中心をつらぬく一本の柱のような棒があり、その上と下に円弧、あるいは八文字形が記されていることに気づきます。いうまでもなく、上は枝、下は根を表すものと思われる。つまり木の文字の古形には、枝と根が対をなして張りだしていた。

木にとって根源的なことを文字に表現

 ところで、木の本当の姿を調べると、空中に張りだす枝の広がりと同じように、大地深く伸びてゆく根の力強さに驚かされます。根は、微細な毛根の先まで測ってゆくと、とほうもない長さになり、その力の集合によって太い幹をしっかりと支えている。眼には見えぬ根、地中の根。それは木にとって根源的なものなのです。このような根を象徴化し、それを『木』という文字に積極的に印している。これは中国の人たちの独得の自然観、文字観によるものだと思います。

 このような古代文字を参照してみると、意外にも現代の私たちは木という文字をしっかりと安定させるために、根のかたちに力を入れて書いていることに気づかされる。張りだした八の字は、根のかたちを整えたもの。それにより文字のかたちがいきいきと見えてきます。大地の養分をとりこみ、地下に潜む豊穣力、生産力、さらに眼に見えぬ地母神の力に結びつく根。その力をしっかりと見すえようとする。『木』の字はまさに、漢字独自の文化観を背景にして生みだされた文字であった。”

 これは解りやすい話ですね。木の根は土に埋もれて見えないが、見えない根をしっかり張らないとちょっとした風で倒れてしまいますし、日照りが続くと枯れてしまいます。『だから見えないところが大切ですよ』と教えているのです。人間も見かけではなく、見えないところが大切なんだと、私達に教訓として与えているのです。

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(先生)
漢字の文字と言うのはそのように意味が込められておりますので、そうしたことをメシヤ様が解説してくださった時には必ず書いてみてください。〝なるほどなあ″と思うまで書き続けてください。

大体20回書けば忘れなくなります。脳は電気信号で認識しますので、20回も繰り返すことによってこの電気信号がタンパク質状に変わります。そうするとかなりの期間覚えていられるのです。これを繰り返していくと記憶中枢に貯蔵されていきますので永遠に覚えていくので認知症になっても〝自分の子供や生まれた場所を忘れない″というのはこの長期記憶まで行った時に忘れなくなるわけです。

大切なことは自分の中で繰り返し反復して長期記憶になるようにしていきますと思考が幅広くなっていくのではないかと思います。