令和元年八月度『覚りの旅』資料

八月度に学ばせて頂く資料を掲載させて頂きます。

テーマは「悪と守護霊」と、「浄霊とは何か」です。

御教え、メシヤ講座から資料を作成いたしました。

この内容に沿って要約、補足などしながら進めたいと思います。

よろしくお願いいたします。 



「悪と守護霊」文明の創造 昭和二十七年


メシヤ講座no.187本部(平成28年9月)

太陽の黒点の動きは『主神様』の御意図


この太陽の活動は、私達が日々お祈りをさせて頂いている『主神様』の御意図が太陽に届いた時に太陽の動きが変わって、それが地球に反映される、と私は今教えて頂いているのですが、地球の何倍もある大きな太陽といえども『主神様』の御意図によってそのような状態になっているということになります。

それから、月自体は水素を司っているというので、太陽の火素と月の水素が密合して、それと地球自体の窒素というのが加わって、そして生成化育がこの地球上で営む事が出来るそういう物がある、と言う事をこの前半部分に御書き頂いています。


しかし、御夫婦が新たに子供を許されて行く過程から、自分達が想像出来ないような事がお母さんのお腹の中で起こり、そして完成した形で生まれて来ると言う事を考えただけでも、こうした三元素の関係が綾なす中で、そうして次第に地球上に生命が宿る事が出来たという事を、そうした家庭を築く事を通して感じていける機会にして頂けると良いと思います。


「副守護霊」とは…

それで、子供が生まれて来た時に『主神様の御分霊』が魂として宿って、それが10カ月間掛けてお腹の中で成長して生まれて来たら今度は“先祖の代表霊”と二、三歳頃に段々親の言う事を聞かなくなる頃に「副守護霊」が付いて食べる意欲とか何々をしたいという意欲は「副守護霊」が付かないと出来ないので、これが付いたお蔭で命をさらに育む事が出来るのだけれど、それと同時に親としては「我」が出て来るので世話が厄介になって来る。そういう「副守護霊」の事例を良く見てみると、其の人其の人に様々な癖が出て来ます。お酒を飲むと一番分かりやすいのですが、お酒を飲むと威張りたがるとか、或いは偉そうに講釈を話し始めるとかというのは大体龍神とか烏天狗などの「副守護霊」が付いている人はそうなりますし、狸が付いている人は寝てしまう。或いはポンポコ、ポンポコお腹を叩くように賑やかになる。そういうのを見て動物霊は判断出来るので、今回の御教えを拝読しながら人を観察する時に「これは狸が付いているな。」とかそのような事が分かると人付き合いも寄り面白くなると思います。

それから腹を立てている時はたいがい「副守護霊」が腹を立てているので、この「副守護霊」が「正守護霊」と「本守護霊」の力が弱くなると腹を立てて来るので、例えば職場の同僚とかの中でそういう事が起きた時には『メシヤ様』に「其の人の「本守護霊」の光を増して下さるように。」とお祈りして行くと大体腹立ちは収まって来ます。そした事の事例の中にこういう事を取り入れて人間関係を良くして行く取り組みをさせて頂くと良いと思います。


三救責任者

これに関連した御教えを紹介します。

悪人は病人なり『栄光』131号、昭和26年11月21日

『悪霊とは、言うまでもなく、狐、狸、龍神、その他の動物霊であるから、その行為は動物と大差ない事になる。従って人としたら到底出来得ない程の、無慈悲残虐な事を平気でやるどころか、反って面白がるくらいだから、いかに人間離れがしており、常識では考えられないかが分るのである。 といっても人間誰しも副守護神、すなわち動物霊は生まれながらに憑いている事は、私が教えている通りである』


悪と守護霊 『文明の創造』昭和27年

『何よりも人間はその憑いている動物霊の性質がよく表われているもので、注意すれば何人にも分るはずである。

 右のごとく臨時に憑く霊も、ほとんどは動物霊であって、偶(たま)には人間の死霊もあり、極く稀には生霊もある。では臨時霊が憑く理由は何かというと、言うまでもなくその人の霊の清濁によるので、曇りの多い程悪霊が憑き易く、また元からの副霊の力も増すから、どうしても悪い事をするようになる。この理によって現代人の大部分は霊が曇り切っているから、悪霊が憑き易く活動し易いため、犯罪が増えるのである。ところがそれとは反対に神仏の信仰者は曇りが少なく、善行を好むのは魂が清まっており、悪霊を制圧する力が強いからで、ここに信仰の価値があるのである。従って無信仰者は平常善人らしく見えても、いつ悪霊が憑依するか分らない状態にあるので、一種の危険人物といってもいい訳である。この理によって良き社会を実現するには、清い魂の持主を増やすより外に道はないのである。そうして本来魂なるものは一種の発光体であって、動物霊はこの光を最も怖れるのである。』


心の底から湧きたって来るものが「共振」

楳木代表

今日は先程○さんと○○さんに出雲支部でのメシヤ講座のプリントをお渡ししました。若い人達はインターネットで読む事が出来るのでお渡ししていません。

そこで、この出雲支部の責任者は昔の世界救世(きゅうせい)教の島根県本部で自然農法担当をされていたのですが、ある事情から辞職して家で自然農法をしつつ少しバイトもしながら生活を続けられていた方です。或る人を介して偶然私と会う機会があってその晩長い時間話し合いをしていたら「もう一度メシヤ様の御神業を担わせて頂きたい。」と言われ「その為にはどの様にしたら良いでしょうか。」と問われ、それで出雲支部が出来たわけです。此方から「こうして下さい。と言われてする御神業ではない。」のだと・・・。

色々な話し合いの中で『メシヤ様』の御心をお話しして「それでは私達はこのようにして行けば良いのですね。」など話をしている中に心の底から湧きたって来るものが相手の中に起きて来て・・・、これが「共振」というものです。


昔は「貴方こうしなければ駄目よ。」などと言いながら布教していましたが、今我々に求められているのは「そのような布教ではない。」「自分が体験した事や学んだ事を相手に話しながら相手の中から湧きたって来るものによって、これからの御神業は担われて行く。」という事なので、このような人間の基本的な事を今回の御教えから再確認して頂けると有難く思います。



〇2011年5月 メシヤ講座 浜松 より


〇我々人間という存在は中心に魂がある。

〇その魂が前世で味わった体験とかを引きずっていると、そのときのことを感じたりする場面がある。

〇それを消してあげるという事が浄霊の一番の主眼となる。

〇だから浄霊をしてあげると、前世から引きずっているものを全部浄めてあげることができる。

〇そうすると普通の生活ができるようになってくる。

〇地球上に生まれた人間の遺伝子構造というのは二重螺旋になっている。

〇宇宙において人類が生活する環境としては、この地球が一番いい環境なのだ。

〇人間の存在からしてみると、やはり地球が中心なのだと、考え方を整理して学びを進めていってほしい。

〇本守護霊が本来、いつも充実していると、人生というのはうまくいきます。

〇この本守護霊が弱まっていきますと、どうしても良いことがあったり悪いことがあったりします。

〇悪いことが増えると不幸なことになっていく。できるだけこの本守護霊がいつも輝いているようにしていただきたい。

〇『人間の魂なるものは一種の発光体であって』とあります。これが、輝いているのが本来の人間なのです。

〇現在は、人間と動物の間が非常に接近してきている。動物が人間に近づいているような感じでペットを飼っているのなら良いのですが、動物に近づいて人間がペットを飼っていると、人間の本来の魂の輝きがなくなってきて動物に近づいてきてしまいます。

〇カラスとかに馬鹿にされてしまいます。

〇人間が近づいていってもカラスが平気で悪さを続けていることがありますが、これは人間の魂に光がないのでカラスは恐くないのです。

〇魂の光っている人が近づいていきますと、カラスは逃げていきます。あるいは、逃げなかったら「コラー!!」と怒っていかなくてはいけません。そうしないとカラスは人間を段々恐がらなくなってきて、一段と悪さをしていきます。

〇人間は叱る時にはしっかりと叱らなくてはいけません。動物に対して。そうしておかないと自分の魂が段々弱まってきます。

〇そうしたことをきちんと宗教の世界も信仰の世界も、最高神という御存在でないところに宗教に関係してきたので本当のことを教えらなかった。

〇魂にしっかり力をもらえる宗教が少なかったので、皆さんもそういうことをよく知らなかった。

〇しかし、『喜ぶべし茲(ここ)に最高神は顕現され給ふた』ので、これからはそういうこと一つ一つ教えて力を与えていくので、非常に良い時代になりましたよということが最後のまとめです。そのまとめを受けて、これからより良い人生をお互いに送っていきたいと思います。



メシヤ講座・三重 平成23年5月分より


○人間本来の魂は発光体である

最も大切なことは、人間本来の魂は発光体である、と記述されています。その発光体、すなわち光だから動物は恐れるのです。しかし、現代人はあまり恐れられていない。それは魂が光っていないから、現代人はね。そこへゆくと、我々はメシヤ様と直に繋がる努力を日々重ねているので、我々の魂はね、光っています。


○メシヤ様は最高神顕現の喜びを持って「文明の創造」をお書きになられた


それから御教えの最後の所で

『尤(もっと)も今日迄最高神の宗教は全然現はれなかったからでもあるが、喜ぶべし茲(ここ)に最高神は顕現され給ふたのである。』とお書きになっておられます。


「文明の創造」をメシヤ様がお書きになったのは、この『最高神が顕現され給ふた』ことを喜びを持ってお書きになられたのだ、と拝察できます。そこで、私達自身もその喜びを受け止めて、改めて「文明の創造」を拝読するということが大事だと思います。


本来の御神業を進めようとすると場合によっては他の教団のやり方を批判したりすることになり、それから、そちらの活動から抜ける形になると、必ず向こうは「正邪の闘い」と言って抜けた人を邪神扱いします。しかしその時に一番大事なことは、


次の箇所ですが、

『そうして驚くべき事は邪神界の総頭領は、今から二千数百年前、世界の覇権を握るべく、周到綿密にして永遠な計画を立て、現在迄暗躍を続けつつある』とあります。


邪神界の総頭領は、暗躍を続けているのです。その暗躍に乗じられているところはどちらか、ということをいつも正しい目で見ておかないといけないですね。


どのような理由を持ってしても、薬を飲ませつつ浄霊をするということは、暗躍ですから。これは、邪神界の。その暗躍を如何にも正しいことのように伝えて行くということ

が向こうのやり方ですので、そこから縁を切って行かねばなりません。


○メシヤ様と御尊称させていただくことで正神界が強烈になる


その次の箇所、

『正神界の方でも之に対立し戦ってゐるのである。其(その)神としてはキリスト、釈迦、マホメット、国常立尊の系統の神である。』という箇所です。


とりわけ何故メシヤ様と尊称しない人が多いのかというと、メシヤ様とお呼びさせていただいた場合、この国常立尊様の御働きが前面にバーッと出てくるので、正神界が非常に強烈になってきます。それを阻止するためにメシヤ様とお呼びしないわけですね。


ですから、メシヤ様と尊称させていただくことを止めようという働きは、この正神界の働きを止めようとしているということです。


そういうような教団の上層部の人達の動きを冷静に分析しながら対応していくように私達はして行きたいと思います。このあたりのことは非常に重要なことをお書きになっておられますので、繰り返し繰り返し、この部分は拝読しておいて頂きたいと思います。


○今一歩踏み込んでいただきたい


そして最後の段落にいきますと、

『以上の如く主神(すしん)は正神と邪神とを対立させ闘争させつつ文化を進めて来たのであるが、其(その)結果遂に邪神の方が九分九厘迄勝ったのが現在であって、茲(ここ)に主神(すしん)は愈々(いよいよ)一厘の力を顕現され、彼等の大計画を一挙に転覆させ給ふ、之が九分九厘と一厘の闘ひであって、今や其(その)一歩手前に迄来たのである。従って此(この)真相を把握されたとしたら、何人と雖(いえど)も飜然(ほんぜん)と目覚めない訳にはゆかないであらう。』と締めておられます。


一歩手前に来たのが昭和27年でしたが、また今逆行させられております。暗躍に乗じられて。だから一歩手前にまで来たのですから、一歩みんなに踏み込んで頂きたいと思います。


○国常立尊様の系統の神様のお働きについて


(質問者)

『其(その)神としてはキリスト、釈迦、マホメット、国常立尊の系統の神である。』とあり、みろく大御神様とは仰っておられないですね。正神界、邪神界の闘いとなると国常立尊様の系統の神様がお働きになられるのですか。


(先生)

御神体としてお書きになられた時は「光明如来様」「大光明如来様」で終わっておられますね。それで大光明如来様となると観音様のお働きですけども国常立尊様のお働きとはちょっと違います。だから、メシヤ様ご自身がメシヤと成られた時にはその働きが強烈になってくると仰っておられますので、そのお働きを弱めたいということで教団紛争とかがずーっと続いている、というふうに解釈できるのではないでしょうか。


(質問者)

「メシヤ様」と御尊称申し上げますと国常立尊様のお働きが強くなられるので非常に厳しくなられるということですね。


(先生)

○○教団もその役割を持って出て来ましたから、〇〇総長時代は「けじめをつける」と言っておられました。しかし総長がお亡くなりになったので、「けじめをつける」と言う人が居なくなってしまった。「けじめをつける」と言う人は皆排除されてしまった。けじめ論がなくなり光るものがなくなってしまった


○人間は憑(つ)いてゐる動物霊の性質がよく表はれる


(質問者)

『之が信じられないのは其(その)人は唯物迷信の為であるから此(この)迷信を一擲(いってき)すれば直(じき)に判るのである。何よりも人間は其(その)憑(つ)いてゐる動物霊の性質がよく表はれてゐるもので、注意すれば何人にも分る筈(はず)である。』

とありますが、

『注意すれば何人にも分る筈』というのはどのようにわかるのでしょうか。


(先生)

一番わかりやすいのはお酒を飲ませたらわかるね。まず、飲める人と飲めない人ね。酒が好きな動物霊と酒が嫌いな動物霊で違いが出てきます。酒が嫌いな動物霊がついた人は飲めないでしょう。それから飲んだらすぐに眠たくなる人とか。説教したくなるかとか。


(質問者)

眠たくなるのは何の動物霊ですか。


(先生)

これは狸の霊です。


(質問者)

えー。狸ですか。


(先生)

眠くなるか、ポンポコ叩きたくなるかだね。にぎやかになるのも狸の性格だね。その一方では狸寝入りと言うでしょう。


(質問者)

あー。なるほど。


(質問者)

説教したくなるのは?


(先生)

説教は天狗でしょう。

それから講釈を垂れるのは烏天狗ですね。天狗は威張って話すでしょう。烏天狗はね、講釈を垂れる。「これはこういう意味があるからこうなんだよ。だから君の言っていることは間違っている」というふうにね。酒を飲むと講釈を垂れる人がいるでしょう。


(質問者)

飲ませればわかるという事ですね。


(先生)

だから飲まない人は、そういう系統の動物が副守護神についているということです。鳥とかは酒を飲まないでしょう。猫もあまり飲まない。それから犬とかもあまり飲まないでしょう。


(質問者)

体質的に飲んだ酒を分解できない人もいますが・・


(先生)

うん、それはね物質的に見た時です。肝臓のアルコールの分解酵素が弱いということなのですね。


(先生)

それと動きとか見ていると大体分かるでしょう。仕草とか。酒を飲まなくても。


(質問者)

動き?


(先生)

すーと動く人と、のさりのさりと動く人と。


(質問者)

副守護神は変わるのですか。


(先生)

特別な使命があれば変わることもあるでしょうけど殆どは変わらないですね。


(先生)

メシヤ教は最初からトントン拍子にはいかなかったから、邪神界ではないとわかるでしょう。


(質問者)

邪神界の統領がついていると有頂天になって・・


(先生)

そうそう、すぐ有頂天になってね。

メシヤ教は最初はこれでもかこれでもかという位増えなかったからね。


(質問者)

やはりこつこつ少しずつやるのが一番ですか。


(先生)

メシヤ様の教えでもね、最初は全く駄目でも、それを辛抱してやっているとそれに神様がお働きくださるとね。私達は、そのとおりに動いていくしかないのでね。だからどこの支部もトントンと発展はしない最初からはね。辛抱して辛抱して、そして中心になる人が育っていって本物になった時にね・・そうしないと一挙に増えたら碌な支部にならないでしょう。しっかりした信仰が皆に根差して、そして増えていかないと。


○邪神界の周到綿密な計画とは


(質問者)

邪神界の総統領の箇所

『そうして驚くべき事は邪神界の総頭領は、今から二千数百年前、世界の覇権を握るべく、周到綿密にして永遠な計画を立て、現在迄暗躍を続けつつある』というのは神様の御経綸でしょうか。


(先生)

用意周到の綿密なる計画は何かというと、素盞嗚尊(すさのをのみこと)が押し寄せて来たでしょう、日本に。この神様に日本の皇位を譲るように迫って、その当時日本を治めていた伊都能売神皇(いづのめしんのう)を貶(おとし)めて国外に追放しておいて、そして一旦治めさせたわけですよ。そして素盞嗚尊(すさのをのみこと)が琵琶湖より西を治めて、天照皇后が琵琶湖より東を治めた。しかしその後も、素盞嗚尊(すさのをのみこと)は天照皇后に皇位を譲るように迫った。そして天の岩戸に押し込めてしまった。その後、素盞嗚尊(すさのをのみこと)が酒と女に狂ったので治世が乱れてしまった。


その間何百年間じーっと高千穂に潜んでいた。それが用意周到綿密なる計画ですよ。それから一挙に宮崎から出てきて日本を制覇して、神武天皇として即位したわけです。で即位してから日本の国家を治めていくために、中国から漢字を取り入れた。そして漢字とひらがなでもって日本語を形成していくのと同時に、この頃から薬を飲ませ始めました。薬を飲むことによって記憶力が非常に低下したので漢字とひらがなによって記録させるようにしたため日本人の記憶力は益々悪くなっていった。


そういうふうにして日本人を奴隷化してきたのが、この「綿密」に続けてきた内容なわけです。


そして、九分九厘と言った時に今九分九厘になっているのは何かというと日本人が痴呆的になっているわけです。今回の大地震なんかでも良くわかるでしょう。テレビの報道を見ていると。2,3種類のコマーシャルしか流さなかった。単純なコマーシャルに変えてしまった。それで日本人は一挙に思考停止させられました。こういうふうな状況に持ってきたという事が九分九厘まで来ているということですよ。


メシヤ様はもう昭和27年に日本人を覚醒させるためにこのような御論文をお書きになられたけども、弟子たちがまだまだそういうことの認識が弱かったために、その御神業を一手に担う事ができなかった。それで今日までだーっと流されてきてしまった。


ですからこの「文明の創造」を出すことによって皆の魂を覚醒させていかないといけません。そうしないと地上天国建設ということはできないのだと。我々はそういう立場に立って「文明の創造」を発刊しようとしているのだ。そういうふうに考えていただければ大変有り難いと思います。


(質問者)

二千数百年前ということですから、西暦2011年は、神武天皇即位紀元(皇紀)2671年ですから合いますね。それで、神武天皇の系統で天皇は続いてきますけども、何人かの大和民族系の天皇が現れたということですね。


(先生)

うん、霊統的にはね。だから一番最後に出てくる『キリスト、釈迦、マホメット、国常立尊の系統の神である』というところと2600年間の流れと言うのはね、伊都能売神皇は

インドまで下って行って御釈迦様に教えを垂れて御釈迦様を正神界の方へ立ちあがらせて、そして仏教を広めさせて最低限の良心を日本人に留めさせたということです。


そして、次にキリスト教を入れてきて、キリスト教を背景にしてきた民主主義というものを創りだした。ですから正神界はさらに、本当の民主主義まで純化させていくというそういう取組をして行かないといけません。これだけ広大な計画というものを今掌握し、進むべき道筋もわかっているのはメシヤ教だけじゃないかと思います。どの教団も迷い子みたいになってしまっているでしょう。形は大々的にやってはいますけどね


(質問者)

それぞれの教団で勝手に決めたことをやっているという感じですね。現場にいる人には何も伝わっていないですし。


(先生)

上の方も余りわかっていないのですよ。言葉では知っていても、じゃあ自分達は今何をやるべきかがわかっていない。だからこそ自分達は何をすべきがが明確になっていません。


○「文明の創造(二・下)」研鑚資料について


(先生)

それから、次の「文明の創造(二・下)」の研鑽資料を楽しみにしていて下さい。しかしね、驚いたことにね、浄霊したら治るというより何もせず放任しておけば治るという表現が多いことです。


【御教え 「文明の創造」より放任しておけば治るという箇所を少し抜粋致します。】


『中耳炎は耳下腺及び淋巴腺附近の毒結が高熱により溶解穿骨(せんこつ)し、一旦中耳に入り、)鼓膜を破って排泄されるそれらの痛みであるから、之等も二、三日そのままにしておけば、順調に治癒されるのである。』


『肋膜炎と腹膜炎

尿の出も悪くなるのは勿論(もちろん)で、此(この)病気の特異性は、眠い事と盗汗(ねあせ)であるが、此(この)盗汗(ねあせ)は非常によいので、之は溜った水が皮膚を透して出るのであるから、放任しておけば出るだけ出て治るものである。』


『よく肋膜炎から肺結核になる人も多いが、之は肋膜の水や膿が肺へ浸潤し、安静其(その)他の誤った手当の為、肺の中で固まって了(しま)ふ其(その)為であるから、最初から何等手当もせず放任してをけば結核にはならないのである。』


『そうして一般の神経痛は注射等の薬毒が原因で、痛みを我慢して自然にしておけば必ず治るものであるが、そうすれば毒素は漸次(ぜんじ)一ケ所に集溜し、紅く腫(は)れて自然に穴が開き、そこから排膿して治るものである』


『之は悉(みな)服(の)み薬、又は含嗽(うがい)薬が粘膜へ滲透(しんとう)し、古くなって毒素となり、排除されやうとする為であるから、放って置けば必ず治るのである。舌癌なども殆(ほと)んどそれであって何にもせず放ってをけば、十中八、九は治るものである。』


『痔瘻(じろう)

最初から何もせず放っておけば、自然に排膿して、必ず治るものである』


(先生)

~アトピー性皮膚炎の赤ちゃんの顔をご覧になって~


これだけ顔に出るということは最も有り難いことですよ。まあ、汚い顔と言うんだけどもね。生命力のある顔なのです。力がないと出て来ないから。力のない子はね体の中に籠(こも)っちゃうから性格が悪くなってしまいます。外へ出てしまえばNHK朝ドラの太陽のような明るい子になって行きます。当時の子供達は薬とか殆ど飲んでいないから性格がみんな明るかったわけです。


(質問者)

家族同士でも言葉つかいが丁寧なことには吃驚(びっくり)致します。


○封建制度の滓(かす)とは


(質問者)

封建制度の滓(かす)というのはどういうことでしょうか。


(先生)

階級的なことと封建主義とはまた別なのです。階級制度はあるのですけども、メシヤ様はこの階級は何によって成り立つかと言うと本来徳によって成り立つのだ、ということです。しかし、まだメシヤ様御在世当時は権力によって階級制度が出来ていました。徳によって階級制度が出来ていたわけではありませんでした。権力によって階級制度ができているためにこれを封建制度の滓(かす)と呼んでいるわけです。徳じゃないから徳によって階級制度が出来ている時にはこれはうまくいくわけです。だから今も滓(かす)だらけです。



浄霊とは何か  (医革  昭和二十八年)

〇浄霊は病気を治す方法

『迄病気の原因と、その又原因である薬毒に就て詳説して来たから、今度は治す方法と其原理を詳しくかく事にしやう。勿論之こそ我浄霊法である。』


〇病原とは霊の曇り

病原とは霊の曇りにあるので、曇りさへ払拭すれば病気は治る』


〇大乗科学の三段階

『大乗科学の三段階とは上段は神科学、中段は霊科学、下段が物科学となってをり、此下段に生れたのが医学である』


〇浄霊は主神様が経綸される神科学の具体化

『我救世教こそ、最高最貴の主神が経綸し給ふ処の神科学の具体化であり、それから生れた浄霊医術である以上、超偉力を発揮するのも不思議はないのである。』


〇浄霊は主神様以外あり得ない神力

キリストの治病奇蹟にしても、一人対一人であったに対し、私は私の弟子をして、キリストと同様の奇蹟を日日無数に顕はしつつあり、其数も数十万に及んでゐるので、言はば現在已に数十万のキリストが日本に生れてゐる訳である。此神力こそ主神以外にあり得ない事は、常識で考へても分る筈である。


〇最も進歩せる文化的医術

『機能を何ら損じないで、病気だけを除去する事が出来るのであるから、これこそ最も進歩せる文化的医術』



メシヤ講座・三重 第4号 平成20年2月度

〇浄霊は神の愛

浄霊とは何か?というと「神の愛」と解釈するのが一番良い。人間は掌に愛情を感じるでしょう?メシヤ様にお願いすればすばらしい光が出てくるのです。人の本体は魂なのです。そこに光がとおり、魂が本来の形になると肉体も整っていくのです。自分の中の汚れたものも完全でないものを受け継いでいます。それがアトピーになって体外に排出されるのです。光を当てると不完全なものが完全になっていくのです。本来の姿に戻るということです。


『御教え集』30号、昭和29年2月15日

〇原子爆弾と浄霊とは同じ

『原子爆弾と浄霊とは同じことなのです。霊と体だけの違いで、非常に似ているところがあるのです。それはどうい うわけかというと、原子爆弾というのは熱です。今朝の新聞の見出しだけで見ましたが、太陽熱の移動だというのですが、熱度が非常に高いからです。ところ で、あの原子爆弾から発する熱というのは、二万度か三万度か、何万度ということになってます。あるいは、水素爆弾などの度数はもっと高いでしょう。そうす ると、その火力の前にはなにものも焼けてしまうので、地上は無になってしまうのです。それで浄霊のこれ(掌)から出る光線と同じというか、むしろ本当の意味から言うと、浄霊の方がもっと火力が強いのです。ただ、原子爆弾は体の火力で、この方は霊の火力です。霊だからして、人間の五感に触れるような熱ではないのです。まるで無に等しい熱ですが、しかし力においては原子爆弾以上です。』


『御教え集』27号、昭和28年11月15日

〇浄霊とは無限力

『伝染発生にしても自然発生にしても、黴菌が何億万個ということが数えられたとしても、それだけでおしまいなら、みんな殺してしまえばよいですが、だいたいできるということは、どこかから発生したもので漠然とできるものではないから、そうすると発生源というも のは科学でも分からないのです。それはなにかというと無限的だからです。ですから無限の病原を除り去るとしたら、やはり無限の力でなければ駄目なのです。 そこで浄霊とは無限力になるのです。』


『御教え集』24号、昭和28年8月15日

〇浄霊とは薬毒をとる方法

救世教の浄霊ですが、浄霊で治すということも、ある期間までです。つまり浄霊とは薬毒をとる方法ですか ら、薬毒を入れないようになれば浄霊の必要もなくなるから、薬毒を入れないという真理さえ分かればよいのです。と言ったところで、そう簡単に薬毒を抜くこ ともたいへんです。あなた方が疥癬などで随分膿を出して、もう毒はないと思っても、それからまだまだウンと毒が出てくるのです。それはどんな人でも、自分であきれるほど毒が出てくるものです。


平成23年12月度 岡山支部メシヤ講座

〇謙虚学んで知って、それに基づいて浄霊

ただ単に対立的に薬理学と浄霊を全く違う立場だというふうに考えてしまうと、薬毒があるので薬毒論からして薬理学というのはまったく浄霊とは対立的な立場にあると考えてしまうと、もう、我々の思考が止まってしまうわけですね。

世の中に一杯勉強している人や研究している人達がいるので、その研究の結果、わかってきたものを謙虚にまず知って、学んで知って、それに基づいて実は浄霊はどこをすればいいのかというのを絶えず見ていく癖を付けておかないとですね、浄霊で奇蹟が出れば出るほど、その上に胡坐(あぐら)を掻いてしまうという信仰姿勢を持ってしまいます。


2009年9月 メシヤ講座 浜松支部

〇浄霊とは血液の濁りを解消して了う神力

浄霊とは黴菌の食物である血液の濁りを解消して了う神力であるから、黴菌の食物がない以上、仮令(たとえ)伝染

しても繁殖出来ず、死滅して了うのは当然で之が根本的伝染病防止法である事

が分るであろう。


メシヤ講座・特選集no.28(平成15年5月分)

浄霊とは、今の時代に活き活きとして、嬉々として生きるために取り次ぎ、いただくものなのです。


メシヤ講座・特選集(№94・平成20年11月分)

〇浄霊とは幸福を生む方法

『浄霊とは幸福を生む方法である。というのは単に病気といっても勿論浄化であり、其(その)因は霊の曇りの解消作用であるのは、今更言う迄もないが、そればかりではなく、人間一切の苦悩の無くなる作用である。』

〇浄霊とは霊の曇りを浄める手段

『浄霊は科学療法なり』

『浄霊とは読んで字の如く霊の曇りを浄める手段で、これが真の医術である。』


〇浄霊とは 宗教改革より

浄霊と言うのは何なのかという事が大切なのです。

浄霊の思想とはなにかが大切なのです。一言で言えば霊を浄めるという事です。

霊を浄めるという事は私達の生活にどういう風に影響してくるのかという事です。

例えば玄関で靴がバラバラだったら、それをそろえるのが浄霊という行為の延長線上にある一つのあり方です。乱れているのですから。乱れているのを正すのが浄霊です。

浄霊を極めた人は玄関の靴がバラバラだったらそろえるような人でなければ浄霊を極めている・徹底している人とはいえません。

それを今度農業に当てはめると浄霊を極めた人の農業は何かというと土を浄めるのですから、不純物を絶対に入れない。農薬や肥料やEMなども入れない。 浄霊を徹底すればするほど農業だけに留まらずどの分野でも威力が発揮されるのが本来の姿です。

浄霊そのものの姿と言うのは全てを浄めていくという事なのです。

ですからもしその人たちが浄霊だけはどこの教団よりも徹底しているというのなら、どの分野でも乱れている姿勢を正そうという意志が出てこないといけません。

当然ながら浄霊を極めたメシヤ様のご生活がどの分野でも出てこないといけません。