2019/05/14 の再掲


大石凝眞素美翁の全集より、『言霊』の学びをさせていただいたことがありました。
⦿(す)の言霊を発しさせていただくことがいかに尊く大切なことなのかを学ばせて頂いたのだと思います。
⦿(す)の言霊は、「既に七十五聲の性靈を全備して、純乎(じゅんこ)として各皆其(その)眞位(みくらい)を保ちつつ有る」のです。
ということは、一音一音が神様となってお現われになると解釈すれば、⦿(す)の言霊は全ての神様を保有していることになります。既に七十五聲の性靈を全備しているのですから。⦿(す)と発することは全ての神様の御神名をお唱えさせていただくことと同じであり如何に素晴らしい事かわからせて頂けると思います。


「故(か)れこの霊聲(こゑ)を總(すべ)て一言(ひとこと)にす(素に氣と書く)と言ふなり故(ゆえ)にす(素に氣と書く)聲(ごえ)の言靈(ことだま)を誠に明細に説き定る時は、世界一切の極元(ごもと)の眞體(しんてい)をも其(その)成り立ちの秩序をも億兆万々刧々(こうこう)年度刧大約(おほつな)恒々兮(たる)大造化の眞象をも遂一明かに、資(と)り得らるるなり。

蓋(けだ)し「ス」の言たるや⦿(す)にして⦿(す)なるが故に既に七十五聲の性靈を全備して、純乎(じゅんこ)として各皆其(その)眞位(みくらい)を保ちつつ有るなり、其(その)眞位(みくらい)と謂ふは皆兩々相向ひて遠近皆悉く反對が純一に密合の色を保ちて實相しつつ、至大極乎として恒々兮(たり)活機臨々として點々(てんてん)たり、所謂至大氤氳(いんうん)の氣が聲(こえ)となり起むと欲して堪々の中に神機を含藏するの時なり、故に世に人たる者は先づ第一に此(こ)の⦿(す)の謂れを明かに知らざるべからざるなり、⦿(す)が皇(スベラギ)の極元(ごもと)なればなり。(大石凝眞素美全集・八幡書店)」